スペイン語の名詞の性別について

 

スペイン語の名詞には性の区別があり、男性名詞と女性名詞に分かれます。
日本語にはないものですが、スペイン語では必ず男性名詞と女性名詞を区別します。スペイン語の勉強を始めて最初につまずくポイントでもあるので、ここでは区別の仕方を覚えたいと思います。

 

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名詞の性

 

スペイン語の名詞は必ず性の区別があり、男性名詞と女性名詞に分かれます。

男性名詞・女性名詞の区別の仕方は2通り。

  • 生物の性に一致するもの
  • 語尾によって区別できるもの

男性名詞と女性名詞の区別は、例外もありますがほとんどが語尾で区別できます。

 

生物の性に一致するもの

 

※単語(読み方/意味)
読み方は参考程度にお願いします。

  • 男性名詞
    chico(チコ/少年)、padre(パドレ/父)、hombre(オンブレ/男性)
  • 女性名詞
    chica(チカ/少女)、madre(マドレ/母)、mujer(ムヘール/女性)

名詞の意味に性別が存在しているものは、素直にその性別に区別します。

 

語尾によって区別できるもの

 

大半が語尾で性別を区別することができます。
これからあげるポイントを押さえておけば、ほぼ区別できますが例外もあります。

男性名詞
  • 語尾が母音「o」
  • 曜日や月
  • 多くの海や山、川、湖などの名称
  • 多くの職業名が男性名詞であり、女性がその職業であっても男性名詞である可能性が高い。
女性名詞
  • 語尾が母音「a」「dad」「tad」
  • 語尾が「ción」「sión」「zón」で終わる名詞は女性名詞である可能性が高い。
  • アルファベットの文字
  • 野菜や果物の名前には女性名詞が多い

いろいろとポイントをあげましたが、はじめは語尾が母音「o」は男性名詞語尾が母音「a」「dad」「tad」は女性名詞っていうことだけを覚えておけば大丈夫です。

 

※単語(読み方/意味)
読み方は参考程度にお願いします。

  • 男性名詞
    libro(リブロ/本)、teléfono(テレフォノ/電話)
  • 女性名詞
    casa(カーサ/家)、universidad(ウニベルシダー/大学)、estación(エスタシオン/駅)

 

例外的な名詞

 

はじめのうちは語尾が母音「o」は男性名詞語尾が母音「a」「dad」「tad」は女性名詞っていうことだけを覚えておけば大丈夫なのですが、やはり例外も結構出てくるので、その都度辞書を引くなりしたほうがいいです。

※単語(読み方/意味)
読み方は参考程度にお願いします。

  • 男性名詞
    día(ディア/日)、problema(プロブレマ/問題)
    ⇒語尾が母音「a」だけど男性名詞
  • 女性名詞
    radio(ラディオ/ラジオ)、mano(マノ/手)
    ⇒語尾が母音「o」だけど女性名詞

 

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語尾では区別がつかないもの

 

こればかりは覚えるしかないのでひたすら覚えます。

※単語(読み方/意味)
読み方は参考程度にお願いします。

  • 男性名詞
    hotel(オテル/ホテル)、coche(コチェ/車)
  • 女性名詞
    leche(レチェ/ミルク)、paz(パス/平和)

 

男女同形

 

男性名詞でも女性名詞でも同じ形の男女同形のものあります。
「nte」でおわる多くの単語、「ista」でおわる全ての単語は男女同形であり、男性名詞でも女性名詞でも形を変えません。

 

例 estudiante(エストゥディアンテ/学生)、pianista(ピアニスタ/ピアニスト)

 

このような名詞が会話や文章にでてきたときは、名詞のまえにつく冠詞で性別を判断します。

 

例 el estudiante(男子学生)、la estudiante(女子学生)

 

冠詞とは・・・名詞のまえにつけるもの。英語の「a」「the」です。冠詞にも性別があり、それぞれ名詞の性や数に合わせて冠詞の形が変わります。

 

名詞に合わせて冠詞も変化する

 

名詞は性別があって、その性別によって冠詞が変わってきます。これを理解していても、はじめのうちは男性名詞か女性名詞かわけわかんなくなります。“わたし”は女性だから名詞も女性になるのか?とにかくこんがらがる!

辞書をみるとすべての名詞は男性か女性に分けられています。

話し手の“わたし”が女性だから全ての名詞を女性名詞としてとらえたり、“わたし”が男性だから全ての名詞を男性名詞としてとらえるということではなく、その名詞そのものの性別によります。

たとえば「この本」「あの男」のように、「これ、それ、あれ」などの指示語を名詞と一緒に使うと、名詞の性別にあわせて「これ、それ、あれ」も変化します。

もっと詳しく説明してみます。

 

「この本」をスペイン語で話したいとき

 

「これ」はスペイン語で「esto(中性形)」です。「本」はスペイン語で「libro(男性名詞)」です。名詞「本/libro」が男性名詞なので「これ/esto」も男性形にしなくてはなりません。「esto」の男性形は「este」なので、「この本」は「este libro」になります。「この本」の持ち主が女性でも、「この本」を説明する話し手が女性でも、名詞が男性名詞なら男性名詞に合わせます。

もうひとつ例をあげてみます。

 

「この家」をスペイン語で話したいとき

 

「これ」はスペイン語で「esto(中性形)」です。「家」はスペイン語で「casa(女性名詞)」です。名詞「家/casa」が女性名詞なので「これ/esto」も女性形にしなくてはなりません。「esto」の女性形は「esta」なので、「この家」は「esta casa」になります。「この家」に住んでるのが男性でも、「この家」を説明する話し手が男性でも、名詞が女性名詞なら女性名詞に合わせます。

「libro」や「casa」はどんな場合でも「libro」は男性名詞であり「casa」は女性名詞であり、名詞そのものの「libro」や「casa」が変わることはありません。しかし同じ「友達」という意味でも「amigo」「amiga」のように、“その友達”が男性であるか女性であるかで名詞の形が変わるものもあります。※主に人を表す単語。

 

語尾を「a」に変えたり「a」を付け加えてできる女性名詞

 

同じ「友達」という意味でも「amigo」「amiga」のように、“その友達”が男性であるか女性であるかで名詞の形が変わるものもあります。このように語尾を「a」に変えたり「a」を付け加えることで女性名詞になるものもあります。

 

例 : 友達 / amigo(アミーゴ) ⇒ amiga(アミーガ)

 

「私の友達」は、その友達が男性ならば「mi amigo」、女性ならば「mi amiga」になり、話し手の性別で判断することはありません。

 

語尾「or」でおわる男性名詞

 

「or」でおわる男性名詞は「a」を付け加えることで女性名詞になることがあります。

 

例 : 先生 / profesor(プロフェソール) ⇒ profesora(プロフェソーラ)

 

「私の父/mi padre」の「私」が女性だからといって「mi padra」になることはありません。「父」は「男性」なので、一番最初にやった区別する方法で“生物の性に一致する”ので「男性名詞」。

 

う~ん。ほんとに難しい!
ややこしいですが練習あるのみ!です。

 

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